ゴムチップマットの滑りにくさ

滑りにくさ

ゴムチップマットは乾いた状態はもちろん、濡れた状態でも滑りにくい事が試験で証明されています。

転倒・転落事故による死亡者数の増加

転倒事故は毎年増加し続けており、日常生活における転倒・転落事故による死亡者数は交通事故による死亡者数を上回る状態です。(厚生労働省「平成27年人口動態統計(確定数)」より) 死亡に至る転倒・転落事故が最も多く発生している場所は、家(庭)、居住施設となっています。また転倒・転落の状況も平面でのスリップ、つまづきが一番多く、その次が階段・ステップからの転落、転倒です。

バリアフリー新法改訂

転倒・転落による死亡事故の大部分は特殊な状況(高所や危険な場所)ではなく、日常生活において起きています。このことから政府はバリアフリー新法(「高齢者、障害者等の移動の円滑化の促進に関する法律」)を改定しました。床の滑りやすさを滑り抵抗係数(C.S.R)を指標値して推奨値や配慮事項を示すとされました。

安全な歩行が可能

 

滑り抵抗係数(C.S.R)は、小さな数字だと滑りやすく、大きな数字だと滑りにくい事になります。あまりに大きな数字では、歩行時に引っかかって転ぶ危険が出てきます。靴を履いてい歩行する事を想定した場合の安全な歩行が行えるのは0.45.~0.75(東京都条例では0.4~0.9)です。ゴムチップマット、デザインマットは乾燥時0.71、湿潤時0.56となっており滑べらず、引っかかりにくいという試験結果が出ております。
※湿潤時=JISに規定された水とダストを混合させた物をマットに散布した状態

滑りにくさグラフ

簡単施工で安心して歩行できる場所へ

ゴムチップマットは、タイルや石材等の床材の変更と比べ簡単に設置出来ます。特殊なサイズや形にしたい場合はカッターで簡単に切断でき、きれいに清掃した設置場所へ接着剤などで固定していただければ作業完了です。後は接着剤の乾燥を待つだけで特殊な技術や道具を必要としません。
滑りにくさに加えて衝撃吸収性もありますので、歩行者のひざや腰の優しい歩行感になります。万が一転倒した際にも、怪我をしてしまう可能性を引き下げることが出来ます。

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