ゴムチップマットの透水性

透水性

ゴムチップマットは、表面に水を溜めずに下や横へ通すので、歩行時の跳ね上げや冬期の凍結の心配がいりません。

透水性とは

土などの粒状の物が集まった物質が水を通す性質のことです。ゴムチップマットも、ゴムチップとゴムチップの隙間を水が通り抜けるので、透水性があります。水が通り抜ける際の速度を表したものを透水係数と言います。数字が大きい方がより早く水を通す事になります。

融雪マットの透水係数

ゴムチップマットの透水係数は、0.062cm/秒です。砂の種類で言うと「中粒砂」と同程度となります。身近なものでは、市販されている砂場用の砂の粒経が0.6~1.3mm程度(中粒砂~荒粒砂)なので、砂場と同じ程度水を通すと言うことです。

透水係数比較表

透水性による利点

シートタイプのゴムマットと比べ、表面に水を貯めにくいので、設置箇所を歩行する際に水を跳ね上げてしまう可能性が低いです。冬期間に表面が凍結してしまい滑ると言ったことを防止します。もし、みぞれや降雪などにより表面が凍ってしまった場合はゴムマットの表面を押していただくと、ゴムの弾力により簡単に剥がすことが出来ます。
製造時に表面にオイルが付着している場合があり、水をはじいてしまうことがあります。そのまま使用をしていただくと自然と取れて透水します。どうしても気になる場合は家庭用中性洗剤を薄めて洗浄していただくとすぐに透水いたします。

カタログ

カタログはPDFで開きます。PDFファイルの閲覧にはAdobe Readerが必要です。